「連続テレビ小説 スカーレット」に登場するテーブル

1978年の部屋

「連続テレビ小説 スカーレット」に登場するヒロイン川原喜美子(戸田恵梨香)の息子、武志(伊藤健太郎)のアパートの部屋にあるガラスのテーブル、どこかで見た記憶があった。なぜか懐かしいと思っていた所、古い写真を整理していたらそれとほぼ同じデザインのテーブルが写っていた。
それは1984年1月私の部屋にあったテーブルとほとんど同じ物だったのだ。テレビドラマはすでに終盤に差し掛かっているが、1984年(昭和59年)武志は23歳で前年に白血病が発覚し次世代展に落選した年になる。その年35歳の私は名古屋で勤務先の写真館を退職し独立したが、今池の住居兼事務所である自分の部屋を記録した写真の中にそれは写っていた。部屋の片隅にあるテレビを載せているスチール製の脚にガラスの天板のテーブルがそれである。いつ頃から持っていたのか記憶は定かではなくて、いつの日か処分して今は手元にはない。
当時はよく見かけたテーブルだが、現在は同じデザインの物は見かけないような気がする。ドラマでは美術スタッフが時代考証をしてセットを作っているので、その当時使用されていたテーブルを探してきたと思うが、偶然同じ様なデザインのテーブルを使っていたのは思わぬ発見だった。


右端のテレビの下のテーブル。


テーブルが大きく写っている。


部屋の反対側、写真の引き伸ばし機が置いてある。当時は台所を暗室にしていた。


机の上には確かライトグリーンだったプッシュ式電話機。


この年の3月に結婚したが、まだ独身だった頃の台所。

彦根から望む伊吹山地と鈴鹿山脈

伊吹山地と鈴鹿山脈のパノラマ

彦根市の荒神山公園からは伊吹山地と鈴鹿山脈を一望できる。3月7日に出掛けた時、公園の芝生広場の築山から撮影した3枚の写真でパノラマ写真に合成した。写真に君ヶ畑の位置や山の名前を入れようとグーグルマップや国土地理院の3D地図、ネットの画像なども検索して調べたが難航した。少し自信は無いが何とか特定した。もし間違っている場合はご指摘頂ければと思う。
小椋谷の君ヶ畑は鈴鹿山脈の最高峰標高1,247mの御池岳に源を発する御池川沿いにある。御池川は政所で愛知川と合流、永源寺ダムを経て琵琶湖に注ぐ。

伊吹山地と鈴鹿山脈のパノラマ写真
彦根市の荒神山公園から望む伊吹山地と鈴鹿山脈のパノラマ写真。

彦根から望む伊吹山地と彦根城
画面の左側、標高1,377mの伊吹山と彦根城。

彦根から望む鈴鹿山脈
画面の中央、鈴鹿山脈の北端標高1,094mの霊仙山(りょうぜんざん)。

彦根から望む鈴鹿山脈
画面の右側、鈴鹿山脈の最高峰標高1,247mの御池岳など。小椋谷の君ヶ畑は鈴鹿山脈のほぼ中央付近の山間にある。

君ヶ畑の大皇器地祖神社の脇にある東近江市が選定した鈴鹿10座の一つ天狗堂(988m)への登山口。撮影に行っていると登山者によく出会う。飛び出し坊やが登山口の看板になっている。飛び出し坊やは滋賀県が発祥地で、設置数も多く日本一と言われている。(2020年1月1日撮影)