「写真集 小椋谷の人びと」は木地師の里として知られる滋賀県の小椋谷、その中で主に現在の東近江市君ヶ畑地区を、1978年4月から1979年6月まで計14回19日間訪ね撮影したものをまとめた写真集である。1979年10月に野外活動研究会より発行した。
君ヶ畑全景
1、12月31日-正月の供物を用意する
2、1月1日-午前4時30分 神主の家に親類の人たちが正装して集まり神主の用意を手伝う。そしておみきを飲みながら正月料理をごちそうになる。
3、1月1日-午前5時 神主を先頭に供物をもって神社へ
4、1月1日-午前5時10分 境内にて初詣
5、元旦の朝食
6、正月
7、ひとり暮らし-年金で生活する辻集次郎さん
8、雪かき
9、美樹ちゃん
10、雪の日
11、戸外の流し場
12、この日の撮影は子供たちがずっと一緒だった
13、「寒いで、あがって一服しておくれやす」
14、漬物桶を洗う
15、リューマチを病んでいる小椋とくさん
16、春-山菜とりの帰り道
17、昼食後の団欒
18、石けり
19、山菜(ワラビ、ゼンマイ、イタドリ、フキ)の保存食の準備
20、五月人形の前にて
21、茶摘みは5月の末から6月の初めに行われる
22、茶摘み
23、茶摘み
24、茶摘み-口にくわえているのは余分に摘んだ茎
25、共同の製茶工場
26、フキとりの途中にて
27、おんな-5才 今は1軒だけの店屋へ買物にきた時
28、おんな-15才 「幸ちゃんも1枚撮ってもらいなさい」
29、おんな-19才 京都に就職して時々帰ってくる
30、おんな-38才 はじめて訪ねた家にて
31、おんな-57才 お茶をごちそうになりながら
32、おんな-87才 最高齢者だった有馬殿そえさん
33、昭和54年2月19日に他界した
34、墓参り
35、縁側での世間話
36、金龍寺の住職さん
37、盆1-各家で経をあげてまわる住職
38、盆2-ショウライ迎え サンマイ(墓地)に集まった人たち
39、盆3-サンマイにて
40、盆4-各家はそれぞれ寺へ祝儀をもっていく
41、盆5-ショウライ送り 川へ供物を流しにいく
42、盆6-この日からしばらくして住職は病気で入院した
43、里帰り
44、夏休み
45、防火水道にて
46、里帰りの孫をつれて近所で一杯
47、夕食に使うゴボウを掘りながら
48、盆踊りの準備
49-1、家族の記念写真
49-2、家族の記念写真
49-3、家族の記念写真
49-4、家族の記念写真
49-5、家族の記念写真
49-6、家族の記念写真
50-1、家族の記念写真
50-2、家族の記念写真
50-3、家族の記念写真
50-4、家族の記念写真
50-5、家族の記念写真
50-6、家族の記念写真
51、製材所にて
52、木を切出す準備
53、大工3代目の有馬殿昌三さん
54、シイタケとり
55、シイタケ栽培は2軒やっている
56、冬を前にして畑の雑草とり
57、製材所にて
58、約5000本の木にシイタケの菌うえをする牧谷弁次さん
59、製茶作業
60、茶畑の手入れは女達の仕事である
61、製材所での仕事を終えて
62、今夜は天ぷら
63、入浴する瀬戸栄吉さん
64、この日の晩酌は3杯だった。いつもより少し多めだと言う。
65、夫婦だけの生活
66、写真は嫌いだといって、本を顔から外してくれなかった。
67、ポートレート1-雨の日は山仕事がないと、近所にて
68、ポートレート2-茶摘みの用意の頃
69、ポートレート3-隣の家で話しているとき
70、ポートレート4-台所にて
71、ポートレート5-デノマ(応接間)にて
72、ポートレート6-製材所にて
73、ポートレート7-夕食の用意をしながら
74、ポートレート8-畑仕事
75、ポートレート9-隠居部屋
76、ポートレート10-土蔵の前で
77、柿とり
78、寄合-役員の会合
79、小椋文太郎さんは昭和53年9月に店屋をやめた
80、政所から魚屋の車がほとんど毎日やってくる
81、服の行商
82、クドを使って栗を蒸していた
83、夕暮れの道で
84、君ヶ畑分校のグランド
85、中学校2年生
86、中学校2年生
87、小学校5・6年の授業風景
88、中学校3年の授業風景
89、小学校3年の授業風景
90、担任の先生といっしょに
91、英語の時間
92、校内の廊下にて
93、雪の日に宿題の図画をかきにいく
94、子供たちが絵つけしたこけし
95、小学校1・2年の教室
96、小学校1・2年の給食風景
97、中学校1年の給食風景
98、君ヶ畑分校の記念写真-この日先生が2人出張していた
99、理科室にて
100、残雪
101、夜明け
102、節分の魔除け
103、神主の家の室内
104、桑の木のある風景
105、雪の茶畑
106、味噌桶のある土間
107、とんび
108、神社の参道-夏
109、神社の参道-冬
110、神木の古杉
111、永源寺ダム湖の夕暮れ