彦根から望む伊吹山地と鈴鹿山脈

伊吹山地と鈴鹿山脈のパノラマ

彦根市の荒神山公園からは伊吹山地と鈴鹿山脈を一望できる。3月7日に出掛けた時、公園の芝生広場の築山から撮影した3枚の写真でパノラマ写真に合成した。写真に君ヶ畑の位置や山の名前を入れようとグーグルマップや国土地理院の3D地図、ネットの画像なども検索して調べたが難航した。少し自信は無いが何とか特定した。もし間違っている場合はご指摘頂ければと思う。
小椋谷の君ヶ畑は鈴鹿山脈の最高峰標高1,247mの御池岳に源を発する御池川沿いにある。御池川は政所で愛知川と合流、永源寺ダムを経て琵琶湖に注ぐ。

伊吹山地と鈴鹿山脈のパノラマ写真
彦根市の荒神山公園から望む伊吹山地と鈴鹿山脈のパノラマ写真。

彦根から望む伊吹山地と彦根城
画面の左側、標高1,377mの伊吹山と彦根城。

彦根から望む鈴鹿山脈
画面の中央、鈴鹿山脈の北端標高1,094mの霊仙山(りょうぜんざん)。

彦根から望む鈴鹿山脈
画面の右側、鈴鹿山脈の最高峰標高1,247mの御池岳など。小椋谷の君ヶ畑は鈴鹿山脈のほぼ中央付近の山間にある。

君ヶ畑の大皇器地祖神社の脇にある東近江市が選定した鈴鹿10座の一つ天狗堂(988m)への登山口。撮影に行っていると登山者によく出会う。飛び出し坊やが登山口の看板になっている。飛び出し坊やは滋賀県が発祥地で、設置数も多く日本一と言われている。(2020年1月1日撮影)



2020年2月 雪の君ヶ畑

雪の大皇器地祖神社

前日に雪が降ったので雪景色を撮影しようと、2月19日に小椋谷の君ヶ畑に出掛けた。41年前の3月6日に行った時にはかなりの積雪があったので、雪かきなどの風景を撮影している。
今年は例年になく暖冬で雪の降る日が少ない。3年前にはかなり大雪の時があったらしいが、最近は雪の少ない年が多くなっている。2月18日にやっとまとまった雪が降り平地でも積雪となったが、午後からは雨になりその日のうちにほとんどの雪は溶けてしまった。しかし君ヶ畑は標高が430m位の所なので、少しは雪が残っているだろうと思い出かける事にした。途中の道に雪はなくて心配になってきたが、永源寺ダムの所位から少しずつ道の脇に雪が見えてきた。蛭谷の集落まで来ると少し雪は多くなったが、お天気が良くなり日も差し気温も上がってきたので雪は少なかった。しばらく山道を登り君ヶ畑に着くと里の方と違いかなり雪が残っていたので安心した。しかし積雪は20cm無い位でそれほど多くなく、日差しもあり屋根からは雪解けの滴が盛んに落ちていた。
集落を歩いたが人の姿は無かった。大皇器地祖神社の所で二人の登山者と出会い、その後今年の3月から地域おこし協力隊で君ヶ畑に来られる方と出会って少しお話をした。帰る少し前に41年前に行っていた頃に大変お世話になった瀬戸さんと偶然出会った。普段は君ヶ畑に住んでいなくて、この日は軽トラックを取りに来たとの事だった。
41年前に行った時は、子供たちが外で遊んでいたり、あちこちで雪かきや家事などをする人もいて外で多くの人を見かけた。この日は帰るまで君ヶ畑の人には合計4名出会っただけだった。住人のいる家の前や神社への参道は奇麗に雪かきがされていたが、住む人のいない家や通る人のいない細い道は雪かきはされずにそのままだった。墓地では雪の中一人の足跡がお墓の前まで続き、墓前にはきれいなお花が供えられていた。そして人家の方から川べりの道へ何の動物かは分からないが、一本の足跡が点々と続いていた。

[カメラ:EOS 5D Mark II・EOS 5D Mark III]
[レンズ:CANON EF17-40mm F4L・CANON EF24-105mm F4L]

君ヶ畑の41年前と現在
君ヶ畑の41年前と現在
君ヶ畑の41年前と現在